旧目加田(めかた)家住宅
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目加田家は、天正年間に吉川元春(きっかわもとはる)に召し抱えられ、その後、吉川家が岩国に移封された際に藩主広家に従い、この地に居を構えた家系です。
旧目加田家住宅は、18世紀中頃と見られる中級武家屋敷の数少ない遺構として、国の重要文化財に指定されています。
屋根の筋葺きは二種類の瓦を交互にする二平葺きで、重ね合わせの桟を両側に持つ特殊な形の桟瓦は、両袖瓦(りょうそでがわら)という岩国地方独特の地瓦です。別名、岩国瓦とも呼ばれています。
錦川が氾濫し横山地区が冠水することを想定してか、武家屋敷としては珍しく二階が造られていますが、表通り側(玄関側)には二階窓がなく、上位身分の武士も通る路を上から見下ろすことがないように配慮されているなどの特徴もあります。
基本情報
- 住所
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〒7410081
山口県岩国市横山2丁目6 - アクセス
- 吉香公園内
- TEL
- 0827-28-5353
- 料金
- 大人・小人 無料
- 定休日について
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月曜日
※祝祭日の場合は翌日
年末年始 12/28~1/5 - 営業時間
- 9:00〜16:30
- お問い合わせ
- 岩国市教育委員会文化財保護課